突然ですが、海外旅行へ行くときスマホはどうされてますか?
通信費に怯えながら使うのがイヤだから電源オフなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?こんにちは、orphen(@orphenchannel)です。
しかし、モバイルルーターをレンタルしていくと定額で使い放題!!安心して日本にいる時と同じようにスマートフォンを使えます。
迷子になった時にGoogleマップで道を調べたり、ちょっと空いた時間に次どこへ行こうか調べたり、他にも日本円に換算するといくらかな?なんていうのもスマホがあれば簡単です。
もう重たいガイドブックも、地図も電卓も持ち歩く必要がありません。
たった1台スマホがあるだけで、荷物も減らせて一石二鳥!!
身軽に世界の街を歩けます。ということで、今度海外へ行く時からはモバイルWi-Fiをレンタルしちゃいましょう。
目次
レンタルWi-Fiって何?
レンタルWi-Fiとは、海外でもインターネットが使えるモバイルルーターのレンタルサービスです。
実際に借りてみた時の様子が下の写真。右側の卵形の小さいものがルーター本体、左側は予備のモバイルバッテリー。
本体と一緒に、1日200円で予備のバッテリーも貸してもらえるので、途中で充電が切れそうになった時にも安心です。USBケーブルでの充電となるので、予備のバッテリーでルーター本体はもちろんスマートフォンも充電することができます。
途中でスマートフォンの充電が切れたどうしよう!?なんていう出来事も、簡単に解決できます。
どんな会社があるの?
上にある写真で載せたのはグローバルWiFiのものです。
他にもいくつか借りられる会社がありますが、今回は実際に利用したことのあるグローバルWi-Fiを紹介したいと思います。
どんな人に向いてる?
オプショナルツアーなどに入らず、現地で電車やバス、徒歩で、その時の気分で行きたいところへ行く自由な旅をする方には必須アイテムです。
ちょっと時間空いたから、どこ行こうかな?とか、どこでご飯食べようかな?とか、何気ない行動でも、すぐに手元のスマートフォンで調べられます。
またウロウロしていて道に迷ったとか、地下鉄の乗り継ぎを調べたい時なんかにも重宝します。
逆に旅行中ずっとツアーに入って自分で動かない、スマートフォンを使うのはWi-Fi環境のあるホテルやスタバなどだけという方には不要かもしれません。
グローバルWi-Fi
世界200国以上で利用できるモバイルWi-Fiレンタルを手掛けるグローバルWiFi。
定額制なので、使い過ぎて料金が!?なんていう心配も大丈夫!!
安心してスマートフォンを使えます。しかもレンタルした後の使い方も説明書が付いているので、接続だって簡単です。
1度に最大5台まで接続(1日の通信量:250MBもしくは500MBまで)できるから、お友達とシェアして使えば携帯電話会社の海外定額プランよりもずっと安くインターネットを使えます。
携帯電話会社の海外パケット通信費は1台ごとに料金がかかりますが、モバイルWi-Fiは1台で5台分接続できます。家族や友達とシェアすることで、お得にネットが使えます。
申込み方法
モバイルWi-Fiのレンタル申込みは、グローバルWiFi公式サイトもしくは、iPhoneやAndroidアプリから申し込むことができます。
支払いはクレジットカードのみとなっていますが、クレジットカードを持っていない学生さんの卒業旅行などの場合は事前振込で対応しています。
◎2016年11月24日追記
これまではクレジットカードでの支払いのみでしたが、コンビニや郵便局、銀行での後払い決済もできるようになりました。
レンタル返却後に届く請求書に記載されている期日(発行から14日以内)までに支払えばOKです。また後払いの場合、手数料が別途540円かかります。
受取り&返却場所
受取り場所と返却場所は申込み時に選択でき、国内の主要空港、宅配便、現地(ハワイ、台湾、韓国)で受取りと返却ができます。ただし現地受取りの場合は、現地での返却のみとなります。
受取り手数料は、どれを選んでも500円。しかし宅配便での返却を選択すると、返却時の送料を実費負担しないといけなくなります。
どうしても受取り・返却カウンターのない空港でなければ、空港での受取りがベストです。
◎2016年11月追記
羽田空港国際線ターミナルでは、スマートピックアップ(ロッカー受取)が始まりました。
出発3日前〜前日に登録したメールアドレスに届く二次元バーコード(※QRコード)をかざすだけで、専用ロッカーから受け取れます。
空港での受取り&返却について
下記の全国主要空港と博多港国際ターミナルで受取りと返却ができます。
- 成田空港
- 羽田空港
- 中部国際空港(セントレア)
- 関西国際空港
- 新千歳空港
- 新潟空港
- 小松空港
- 伊丹空港
- 福岡空港 国際線ターミナルビル
- 那覇空港 国際線
- 博多港 国際ターミナル
一部の空港では返却ポストが設置されていないことがありますが、基本的には返却ポストで24時間返却可能です。
ただ注意点としまして、空港によって受取り場所と返却場所が違うことがよくあります。
出発前になって焦らないよう事前にちゃんとチェックしておきましょう。
例えば、私がよく利用している関西国際空港では、受取りが4階(時間帯によっては1階)の国際線出発フロアで返却が1階の到着フロアだったりします。またPeachを利用する場合のみ、第2ターミナルでの受取となります。
時間帯を問わず受取りも返却も1階だった頃もあったので、毎回申込み時と出発前にカウンターが変わっていないかをチェックするようにしています。
申込み期限
受取方法は空港受取、現地受取、宅配受取の3種類ありますが、それぞれで申し込み期限が異なっています。
空港受取りの場合
空港で受け取る場合の申込み締切は、利用される空港によって異なります。
◎がついている確実に手に入る申込み期限で見てみると、成田、羽田、関空以外は3日前まで、残りの空港で2日前までとなっています。例外で博多港は4日前までと他と比べて申込み期限が早くなっているため注意が必要です。
○の15時までとか6時までと書いているところまで含めると、◎より1日遅くなるところが多くなっています。
しかし、急な出張ではなく普通の旅行であれば、早くから日程が決まっていることが多いはず。手配を忘れていて、繁忙期で手に入らないというケースもあるかもしれません。
そうなるとSIMフリーのスマートフォンやモバイルルーターを持っていない場合、現地で日本と同じようにスマートフォンを使おうとするとキャリアの高額な海外パケットプランを使わないといけなくなります。
現地受取りの場合
ハワイ、韓国、台湾では現地で受け取ることができます。またハワイ、ソウルでは当日申し込みでも受け取れます。
現地に到着した後で、SIMカード購入して自分のモバイルルーターを使おうとしたのに上手くいかなかった時にも、すぐ借りられるのは有難いです。(ハワイでまたもSIMが上手くいかなかった・・・)
しかし台湾の松山空港では4日前までに、台北市内ホテルへの宅配は2日前の15時までにと少し早めに設定されています。台湾へ行く予定があって、現地で受け取りたいという方は申し込み期限に気を付けましょう。
韓国も空港鉄道ソウル駅と釜山金海空港での受取りは、1日前の15時までとなっています。こちらは、台湾と比べると少し余裕がある日程です。
宅配受取りの場合
宅配受取りの場合は、本州、四国、九州は3日前の15時まで、北海道、沖縄、離島は4日前の15時までとなっています。
利用料金
利用料金は訪れる国によって異なります。また2カ国以上渡航される場合のプランもあるので、ヨーロッパを周遊するような旅をする時に便利そうです。
ここで私が利用したことのある国での料金例を少し挙げてみたいと思います。
- ハワイ・台湾 4G LTE 970円
- 韓国・香港 4G LTE 670円
- バリ島 3G 670円
こんな感じの料金設定となっています。
補償について
モバイルWi-Fiをレンタルしていって心配なのが、不注意で壊してしまったり、紛失してしまったり、盗難されてしまうことですよね。
そういう時のためにグローバルWi-Fiでは補償プランも3種類用意されています。海外旅行保険と同じで、高いしもったいないと思っても、もしものための備えはしておいて損はありません。
補償プラン
- 安心補償パックミニ 1日200円
- 安心補償パックフル 1日300円
- 安心補償パックMAX 1日700円
安心補償パックミニでは、機器の修理代金や再調達料金が80%まで、フルとMAXでは100%補償されます。この補償料金には、代替機器の輸送サービスも含まれています。
それに加えて安心補償パックMAXでは、携行品損害やパスポート再取得費用が最大10万円まで補償されるというおまけも付いてきます。でも、このあたりは海外旅行保険にも含まれていることが多いですし、MAXまでは必要ないという方が多いのではないかなぁと思います。
私はレンタルする時はいつも安心補償パックミニに加入しています。紛失、盗難とか不注意での破損が不安なんですよね。
自分の物じゃないものを壊してしまうなんてことがないように気を付けてはいますが、人間絶対なんてことはありませんしね・・・
参考:携帯電話会社のプランを使った場合
レンタルとか現地でSIM購入とかめんどくさいという方もいると思うので、一応参考までに携帯電話会社のプランも挙げておきます。
下記の料金は各キャリア指定の通信事業者を利用した場合の料金で、指定通信事業者以外を利用した場合は高額になることがあると書かれています。接続される際は、指定事業者に注意して利用してください。
ドコモ
- 海外パケ放題・・・0円〜利用分のみ、もしくは2980円/1日(事前申込み不要)
- 海外1dayパケ・・・対象国によって、980円〜1580円/24時間(要事前申込み)
https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/?icid=CRP_CHA_to_CRP_SER_world
au
- 海外ダブル定額・・・1,980円/1日(24.4MBまで)もしくは、2,980円/1日(事前申込み不要)
https://www.au.com/mobile/charge/data-option/kaigai-double-teigaku-lte/
ソフトバンク
- 海外パケットし放題・・・0円〜1,980円/1日(25MBまで)もしくは、2,980円/1日(事前申込み不要)
https://www.softbank.jp/mobile/service/global/
まとめ
ということで、グローバルWiFiの例を中心にレンタルWi-Fiについて紹介してみました。SIMロック解除も始まりましたが、まだまだ日本では、SIMフリー機種は一般的ではありません。
・・・となると、日本と同じようにスマートフォンを使おうと思うと、レンタルか各キャリアのプランに頼ることになってきます。
海外旅行中にはスマートフォンの電源を切るという友人もいますが、現地でInstagramに写真を投稿したり、Googleマップで道を調べたい私にとってモバイルルーターは必需品です。
2015年のハワイでは日本で事前に買っておいたSIMカードが全く使いものにならず、フリーWi-Fiスポットのみで過ごしていましたが、やっぱりモバイルルーターあると行動範囲広がるのにな・・・という思いが強く残りました。
オプショナルツアーに入って、自分たちだけで動くことがない方には必要ないかもしれません。しかし自分で調べて、その時の気分で行きたいところへ行くという旅のスタイルなので・・・ハワイでケチらずに現地で素直に借りたら良かったなというのが本音です。
その時の気分で行きたいところへ行く方は、ぜひWi-Fi環境を手に入れて旅に出てくださいね!!