こんにちは、orphen(@orphenchannel)です。
ハワイは治安が良いとか、日本語が通じると、よくTVや雑誌で目にします。
しかし、それは本当でしょうか?
ハワイが大好きで何度もリピートしていますが、その通りではないことがよくあります。リピーターの私だからこそ、初めてハワイを訪れる方に気を付けて欲しいことを伝えたいと思って今回の記事を書いています。
目次
ハワイは日本語が通じる?
ガイドブックやテレビでハワイ特集があると決まって、ハワイは日本語が通じると言われます。また多くの人がハワイへ行くと言うと、「日本語が通じるんでしょ?」と当たり前のように尋ねてきます。
台湾も好きでよく行くのですが、体感としては台湾の方が日本語の通じる確率は高いです。実際、台湾旅行中は英語よりも日本語で話す機会がの方が多かったりします。
もちろんハワイでも日本語が通じたり、現地に住む日本人スタッフが在籍していることがあります。また日本語メニューが置いてあるレストランも見かけます。ただし、そのようなお店は基本的にワイキキだけだと考えておいた方が無難です。
ホテル予約サイトの口コミでも時々「日本語が通じなかった」とか「日本人のスタッフがいなかった」という書き込みを見かけますが、ハワイは日本ではありません。
しかし、私の母もそうなのですが、ボディーランゲージと伝えたいという気持ちでどうにかなります!
英語が苦手、話せないという方でも熱意を持って伝えればきっと大丈夫!! それでも不安という方は、JTBやH.I.Sなどのツアーを利用されることをおすすめします。
ハワイの治安は? 本当に安全?
さて、続いてハワイの治安ですが、アメリカ合衆国の中では比較的良い方だと言われています。しかし、日本と比べると犯罪発生率は高く、観光客を狙った置き引きやスリ、ひったくりなどは頻繁に発生しています。
それこそ、海で遊ぶ時にビーチに財布やスマホが入ったカバンを置きっぱなしにしていて、上がってきたらカバンごと無くなっていたという話もよく聞きます。
外務省の海外安全ホームページページに日本人が被害にあった犯罪例が掲載されていたので、一部紹介します。
○空港,ホテルのロビーやプールサイド,ビーチ,ゴルフ場等で置き引きされた。
○ホテルやレストランで食事をしている際(特にビュッフェ形式),椅子やテーブルの上に置いておいたバッグが置き引きされた。
○繁華街の路上やバーで片言の日本語で話しかけられ,意気投合したと思っているうちに財布等をすり盗られ,在中のクレジットカード等を使用された。
○レンタカーの座席等に貴重品や買ったばかりのブランド品などを置いていたところ,窓ガラスを割られ車上狙い被害に遭った。また,トランクを開けられ,中の荷物を盗まれた。
○ビーチの近く等で,ひったくりに遭い,取り返そうとしたところ,突き飛ばされて転倒して負傷した。また,深夜ワイキキの路上で強盗被害に遭った。
○ホテルの自室に鍵を開けて入ろうとしたところ,後ろから来た者に室内に押し込まれ強盗被害に遭った。外務省 海外安全ホームページより http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=226
ホームレスの増加が社会問題化
ハワイ州では、ホームレスの増加が社会問題化しています。2015年には緊急事態宣言が出されたとニュースにもなっていました。
家賃や生活費の高騰が主な原因と言われていますが、ハワイは気候が温暖で冬でも凍死する心配がないことからアメリカ本土からやってくる人も多いのです。またホームレスの方が住んでもいい場所もどんどん少なくなっていき、僻地に追いやられていっています。
見かけたらあからさまに嫌な顔をしたり、必要以上に怖がる必要はありませんが、用事がないのに近付かなくてもいいのではないかと思います。
街頭で話しかけてくる詐欺に要注意
ワイキキを歩いていると突然日本語で話しかけてきたり、オウムを肩に乗せてきてチップを要求する詐欺行為が頻発しています。話しかけられても無視して通り過ぎる様にしてください。それでもしつこい時は、「Help!」と助けを求めるだけでも効果があります。
ワイキキで代表的な3大詐欺
- オウムおじさん
- 街中を歩いていると突然肩にオウムを乗せてきて「写真を撮ってあげる」と近付いてきます。その後で高額なチップを要求してきます。最初からチップを払うつもりで旅行の思い出に写真を撮りたい場合は良いですが、そうではない場合は無視して通り過ぎましょう。
- 募金詐欺
- 街中で日本語で話しかけてきて、最終的に金銭を要求する詐欺です。もっともらしくハワイではホームレスが増加していて、彼らを助けるための資金を集めているなどと話しかけてきます。
- 最後にはシールを渡してきて、こんなに日本人も寄付していると誰がどれだけ寄付したかを見せてきます。この辺りで「あ…これは何か怪しいな」と気付くパターンです。
- 人の善意に漬け込んでくるため要注意。本当に熱心に活動している人もいるかもしれませんが、話しかけられても無視するようにしましょう。
- お坊さん&警察官詐欺
- これは最近ハワイについて調べていて見つけた情報ですが、オレンジ色の袈裟(けさ)を着て僧侶の服装をしたり、警察官の服装をして話しかけてくるパターンの詐欺もあるようです。見た目で惑わされず、明らかにおかしい時は、その場を立ち去るようにしてください。
昼間でも人通りの少ない道は歩かない
朝から夜遅い時間まで人通りの多いカラカウア通りですが、少し離れると途端に人通りが少なくなります。夜遅い時間に暗くて人通りが少ない道が危険なのはもちろんですが、昼間でも人通りの少ない道はなるべく避けた方が無難です。
少し油断して、この位大丈夫と路地裏に入ったところで事件に巻き込まれることも珍しくありません。ハワイ旅行は、無事に日本の自宅へ帰るまでがハワイ旅行です。人通りの少ない場所には気を付けましょう。
何かあった時は911番へ
日本では警察へ通報する時は「119番」ですが、アメリカでは「911番」です。
身に危険を感じたり、万が一事故や事件に巻き込まれたら、速やかに「911」へ通報してください。またワイキキのハイアットリージェンシー前辺りには交番もあります。何かあった時には、交番に助けを求めるのもいいでしょう。
知らなかったでは済まされない! ハワイでの注意事項!
日本での常識は、ハワイでは非常識だったりします。
内容によっては犯罪にあたり、罰金だけで済めばいいのですが、最悪の場合逮捕されてしまうかもしれません。ここは日本ではないということを念頭に置いておくことが重要です。
12歳未満の子ども放置は犯罪
日本ではテレビ番組の「はじめてのおつかい」や電車に乗って学校へ通うという光景も珍しくありません。しかし、ハワイでは12才未満の子どもを放置すると逮捕されてしまいます。
Hawaii Child Abuse Laws(英文)という法律で、「13才以上の保護者がいない状態で12才未満の子どもをひとりにしてはいけない」と定められています。
日本人がやりがちなこと
- ホテルで子どもが寝ている間に、子どもを置いて出かける
- ちょっと大きくなってきたので、ホテルで留守番をさせる
- ショッピングセンターでおもちゃ売場やキッズコーナーで遊ばせて、親は別の店舗へ買い物に行く
- 子どもにABCストアーなどへ、おつかいに行かせる
日本ではよく見る光景ですが、これ、ハワイでは全部法律違反なんです!
周囲の大人や店員が警察に通報することも割とよくあり、両親が逮捕され罪に問われてしまうこともあります。せっかくの家族での旅行です。お子様から目を離さず、一緒に行動することを心がけてください。
またハワイでは、人前で子どもを感情的に叱りつけたり、叩いたりしても虐待と勘違いされ通報されてしまうことがあります。日本でも避けるべきですが、ハワイではより一層お気を付けください。
お酒に関するルール
飲酒は21歳から!購入には写真入りのIDが必要
日本では20歳からお酒が飲めますが、ハワイ州では21歳以上からです。
日本では未成年でも身分証明書などで確認されないケースもあります。しかし、ハワイではABCストアーはもちろん、レストランやバーなどでも必ず写真付きの身分証明書の提示を求められます。
もうどう見ても21歳以上だろう?という場合も例外なくチェックされます。
21歳以上で、お酒を購入したい時は必ず写真付きの身分証明書を持参するようにしてくださいね。
ビーチでの飲酒は禁止
海を眺めながらのビールは最高!なんて思うでしょ?実はこれも禁止されているんです。
ビーチや公園などでBBQをする時もノンアルコールドリンクで楽しみましょう! またハワイでは泥酔した状態で公共の場所へ行くことも禁止されています。レストランでは飲みすぎない様に要注意です。
タバコは日本より厳しい
お酒に続いてタバコのルールです。日本でも飲食店でも喫煙を禁止にするかどうか議論になっていますが、ハワイは日本よりずっと厳しいです。喫煙が禁止されている主な場所は以下の通り。
喫煙が禁止されている主な場所
- ホテルのロビー、廊下、禁煙ルーム
- レストラン、バー、カフェ
- バス、タクシー、トロリー車内
- 公共施設
- 建物の出入口や窓、エレベーターなどの周囲6メートル以内
建物の出入口付近もタバコを吸ってはいけないエリアに指定されているので、食後の一服が習慣になっている人は要注意。灰皿のある場所を見つけるまでは我慢しましょう。
横断歩道以外の場所での横断はNG
横断歩道がない場所を渡ることをジェイウォークと呼ばれています。
歩行者の交通違反にも反則きっぷを切られてしまい、もしも切られてしまうと1人130ドルの罰金が科されます。観光客も例外ではなく、知らなかったでは済まされません。
また横断歩道関連で10月より新しく「横断歩道横断中のながらスマホを禁止する法律」が施行されます。こちらも合わせて注意をしておきましょう。
ハワイへ行く人は要注意! 道路横断中のながらスマホは使用禁止!!
ベランダ(ラナイ)に洗濯物を干してはいけない
日本では洗濯物をベランダに干して乾かすことがよくありますが、景観を損ねるという理由から禁止されています。ついつい水着やタオルなど、ちょっとしたものを手洗いした後干したくなりますが、ダメなんです。
ホテルによっては、コインランドリーがあることもあるので、早く乾かしたい時はランドリーコーナーを利用すると便利です。
ウミガメには触らない
ハワイでウミガメは、特別保護動物に指定されています。
そのため、さわることはもちろん半径4.5メートル以内に近付くことも州法で禁止されています。時には産卵場所や、産卵中のウミガメの周囲を柵で囲ってあることがありますが、間違っても柵の中に入ってはいけません。
水族館でしか見られないウミガメを見られてテンション上がって、さわったり、近くで写真を撮りたくなるかもしれません。しかし、ウミガメは特別保護動物です。ウミガメを見かけたら遠くから優しく見守ってあげましょう。
まとめ
ハワイは日本語が通じるのか、治安はどうなのか、どんなことに気を付ければいいのかをまとめてみました。レンタサイクルが話題ですが、16歳未満の子どもはヘルメットをかぶらないといけないとか、鳥に餌をあげてはいけないとか、まだまだ「え?こんなことまで?」と思うようなことがたくさんあります。
必要以上に緊張したり、怖がったりする必要はないのですが、無事に日本へ帰ってこれる様に自分やお子様の周囲を時々確認しながら過ごしてくださいね。そして、ハワイでたくさん家族の思い出を作って帰りましょう!
私も間もなく出発です。毎日楽しみでなかなか寝付けず、遠足前の子どもの様に日々過ごしています。
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