先日、ブログで告知していましたが、カナダ大使館で開催された「カナダ建国150周年 大使館祝賀イベント」に行ってきました。こんにちは、orphen(@orphenchannel)です。
田舎者なので、東京へ行くっていうだけテンションが上がります。それだけでなく今回は、なんとカナダ大使館です!!大使館なんて行ったことがないので、どんなところかドキドキです。
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目次
駐日カナダ大使館は青山一丁目駅からすぐ
初めて行く場所なので、Googleマップで場所をよくチェックして向かいます。向かうは、カナダ大使館。地下鉄も山手線も乗る電車、乗る電車、全てが混んでてビックリです。
青山一丁目駅へ着いたら、4番出口から郵便局のある方向へ向かって行くと5分で到着。
カナダ大使館の前にも、建国150周年の看板が掲げられていました。150周年記念のロゴは、国旗に描かれているメイプルリーフをモチーフにされています。
受付を済ませると、今日の資料と共に名札が配布されました。
おぉっ!!orphenって書かれてる!!
リアルな場面でハンドルネーム出るのが若干恥ずかしい気はしますが、招待してもらえて、とても嬉しいです。
地下のオスカー・ピーターソンシアターでオープニング・イベント
まずはカナダ大使館の地下2階にあるオスカー・ピーターソンシアターで、オープニング・イベントが開催されました。
会場内に入ると、こんな感じで150周年ロゴがプロジェクターで映し出されていました。どんなイベントになるのかドキドキです。
この後、このロゴを使ったアニメーションが放映されました。このモチーフ1つでここまでできるかと感心しました。
カナダ入国にはeTAが必要
アメリカへ行く時にはESTA、オーストラリアへはETASが必要なように、カナダではeTAが必要です。
eTAとは?
電子渡航認証(eTA)は、カナダ入国ビザが免除されている国籍の方が、カナダに空路で渡航、またカナダで航空機の乗り継ぎをする際に必要な新しい要件です。 認証はご本人のパスポートに電子的にリンクされ、有効期間は5年、またはパスポートの有効期限までとなります。
参照元:http://www.cic.gc.ca/english/visit/eta-facts-ja.asp?utm_source=mission-eng&utm_medium=website
eTAの詳しい申請方法などは、カナダ政府のページを参考にしてみてください。
イアン・バーニー駐日カナダ大使のウェルカムスピーチ
開催にあたって、イアン・バーニー駐日カナダ大使からの挨拶がありました。スピーチは英語とフランス語、日本語通訳で行なわれ、とてもカナダらしい雰囲気。カナダの公用語は英語とフランス語なので、2カ国語覚えないといけないのは大変そうだなぁと思いました。
スピーチの中で、建国150周年プロジェクトは下記の4つのテーマを柱に進めて行くとのことです。
- 環境
- 先住民との調和
- 若者
- ダイバーシティー(多様性)とインクルージョン(共生)
それぞれの詳細については、ここから順番に紹介していきます。
第1のテーマ 環境について
世界屈指の自然に恵まれているカナダで、自然環境について改めて考えてもらうために国立公園へ無料で入場できる「2017ディスカバリーパス」を配布されています。
カナダへ行くのであれば,こちらのパスを活用することでカナディアンロッキーやバンフ、イエローナイフなどを気軽に楽しめそうですね。
第2のテーマ 先住民との調和について
カナダには、ファーストネイションズ、イヌイット、カナダの先住民、ヨーロッパから来た人々など多くの民族が存在しています。またカナダの先住民と日本のアイヌ民族とは、興味深い繫がりもあるようです。というのも、イヌイットの木版画の技術は、日本の版画の技術を元に発展していったそうです。
そんなカナダと日本の繫がりから、今年の秋には大阪にある国立民族学博物館で、カナダの先住民をテーマとした展覧会が開催されることになりました。大阪は近いので、私も会期中に1度は訪れてみたいと思っています。
第3のテーマ 若者について
カナダの若者たちに、グローバルに活躍できるような教育のツールを提供するだけでなく、日本を始めとする諸外国から留学やワーキングホリデーで訪れる若者たちにも世界水準の教育プログラムを提供していきたいと思っているそうです。またカナダからも毎年約500人が、JETプログラムを利用して、日本で英語の先生をしたり、行政業務を行なったりしているようです。
私自身は留学やワーキングホリデーに行ったことはありませんが、カナダへ留学していた友人たちは皆またカナダに行きたい、将来はカナダに住みたいと話している印象があります。何がそんなに引きつけるものがあるのか、それが1番気になり、いつか訪れたいとずっと思っています。
第4のテーマ 多様性と共生について
カナダのトルドー首相は「多様性こそがカナダの強み」と言っています。モザイク・カントリーとも表される多様な民族が暮らすカナダでは、多様性を受け入れる寛容さを持っています。それは民族だけでなく、多様な宗教や性的指向なども受け入れていけるだけの懐の深さを持っている国と言えます。
また多様性と共生の中には、男女平等も含まれていてオープニング・イベントが開催された3月8日は「国際女性デー」であり、女性の社会進出を考えていくことは日本でも重要な課題であると話されていました。
上記4つのテーマを柱に、カナダの伝統と現代的な面を合わせて紹介していきたいとのことでした。カナダが建国された1867年、日本では徳川幕府が大政奉還をした年だと思うと、まだまだ若い国というイメージですが、これからのカナダが楽しみですね。
まとめ
ということで、今回はカナダ建国150周年イベントのイアン・バーニー駐日カナダ大使のウェルカムスピーチを紹介してみました。150年前って、江戸時代から明治時代に変わるぐらいのタイミングだったんですね。日本史の授業でいくと、ようやく覚えることが減ってきてホッとするあたりですよね・・・
次回は、カナダ観光局からの観光キャンペーンのお知らせや、カナダの魅力を紹介していきたいと思います。