個人手配で台湾へ行くと不安なことの1つが桃園空港から台北市内への行き方。こんにちは、orphen(@orphenchannel)です。
空港から市内まではけっこう距離が離れていて、2017年にMRTが開通するまではバスしか選択肢がありませんでした。とはいえ、バスはバスでホテルのすぐ近くまで乗換なしで行けるメリットがあります。そこで今回は、バスで台北市内まで行く方法を紹介してみたいと思います。
目次
桃園空港から台北市内へはバスが安くて便利
台北市内への行き方はいくつからあるのですが、ホテルの近くまで乗り換えなしで行きたい場合1番便利なのがバスです。安くて早いし、降りる場所さえ間違わなければ、とても快適です。
また2017年に開業したMRTの場合、台北駅か三重駅での下車しか選択肢がありませんが、バスならホテルの近くまで行けるのも重要なポイントではないでしょうか?
バス以外のアクセス方法
- 桃園MRT→2017年に開業。所要時間は、快速なら約40分。
- バス+新幹線→時間的にはバスだけで行くのと変わらないけど、値段が高くなる
- タクシー→とりあえず高い!!夜市で夕食を済ませようとしている私たち向きではない。
桃園空港バスターミナルの場所
桃園空港から台北市内などへ向かうバスに乗車するために、まずバスターミナルを目指します。第2ターミナルに到着した場合の場所は、荷物などを受け取った制限エリアを出て右側です。
前回の台湾旅行記で書いた中華電信のSIMカード売り場は、左側に進んだところで販売されています。→前回の台湾ブログ「台湾桃園空港でSIMカードを購入しよう!」
上記の地図でも記しているように、制限エリアを出たら右側に進みます。突き当たりまで進んだら、その角も右折します。
SIMカードやレンタルWi-Fiを扱っているお店がいくつかある通路を進んで行くと、左側にバスの待合室とバス会社のカウンターがあるので、こちらでバスのチケットを購入できます。チケット購入後は、バス乗り場へ行き、荷物を預けて乗車するのみです。この時に、荷物の引換券を渡されるので無くさないように気を付けましょう。
後は、台北市内へ一直線!!
万が一バス乗り場が何番か分からない時は、ターミナルにいるスタッフさんに切符を見せると教えてもらえます。
バスの乗り方をまとめると以下の通りです。私の乗ったバスでは、次の停留所の案内アナウンスが流れていたので、アナウンスが流れる場合は気を付けて聞いておきましょう。
空港バスの乗り方
- チケットを購入する
- バス乗り場へ行く
- 荷物を預ける(引換券をもらう)
- バスに乗る
- 下車したい停留所付近で下車ベルを鳴らす
- バスを下車
- 荷物の引換券と荷物を交換
空港から台北市内までのバス会社
空港バスはいくつかのバス会社が運行しており、値段や所要時間、行き先も違います。しかし、桃園国際空港のバスターミナルでは行き先などが分かりやすく表示されているため、迷うことなくチケットを購入することができます。
台北市内への主なバス会社
- 國光客運
- 大有巴士
- 長榮巴士
他にもいくつかバス会社はあるのですが、今回は上記3つを紹介してみます。
台北駅までなら國光客運
まずは台北旅行で1番利用者が多いイメージのある國光バス。私たちも今回、帰る時に桃園空港まで行く際に利用してみました。
台湾高鉄や台湾鉄道、バスターミナルなどがある台北駅まで一直線のバスです。台北駅からはMRTなどでホテルの最寄駅を目指すことになります。
- 行き先 台北駅
- 路線番号 1819
- 値段 大人 140元、子ども 70元、往復 260元
- 所要時間 55分
- 運行時間 24時間(10〜20分間隔で運行)
- 公式サイト http://www.kingbus.com.tw/guideBranchDetail.php?cid=3&pid=13
桃園空港→台北駅間のバス停
- 桃園空港第2→第1ターミナル
- 啟聰學校(重慶北路)
- 庫倫街口(MRT圓山駅)
- 台泥大樓【馬偕醫院】
- 國賓飯店(アンバサダーホテル)
- 台北火車站東側門公車專用道(台北駅東側門バス専用道路)
台北市内その他へのバス
台北駅までのバスを最初に紹介しましたが、宿泊するホテルによっては台北駅だと不便なこともあったりします。不慣れな場所だし、できればホテルの近くまでバスで一気に行けたら楽ですよね?
ということで、ここからは台北市内の停留所に停まってくれるバスを紹介します。予約したホテルの場所をGoogleマップなどで検索してみて、近くにあるバス停を目指してみましょう!!
大有巴士
今回、私たちが桃園空港から利用したバス会社です。國光バスより20元(約70円)高いですが、ホテルの近くまで行けたので便利でした。また台北駅からMRTに乗る料金を入れると、そこまで変わらないのではないかと思います。
- 行き先 市政府バスターミナル
- 路線番号 1960
- 値段 大人 145元、子ども 70元
- 所要時間 80〜90分
- 運行時間 台北市内行き 5:50〜1:00、桃園空港行き 4:40〜23:00(いずれも30分間隔で運行)
- 公式サイト http://www.airbus.com.tw/WebMaster/?section=48
桃園空港→市政府バスターミナル間のバス停
- 桃園空港第2→第1ターミナル
- 建國錦州街口
- 捷運南京東路站(MRT「南京東路」駅)
- 捷運忠孝復興站(MRT「忠孝復興」駅)
- 福華飯店(ハワードプラザ)
- 遠東國際飯店(シャングリラ)
- 君悅飯店(グランドハイアット)
- 市府轉運站(市政府バスターミナル駅)
今回はMRT大安駅周辺のホテルに宿泊だったため、5番目のハワードプラザでバスを降りてホテルまで徒歩で移動しました。
公式サイトでは市政府までの所要時間が、約80〜90分となっていますが、ハワードプラザで1時間かかるかかからないか位の乗車時間でした。
他にも大有バスには、市政府バスターミナル行き以外にも台北駅行きの1961番という路線もあります。停車場所が多いのが難点ではありますが、90元という安さで台北駅へ行けてしまいます。
- 行き先 臺北西站A棟
- 路線番号 1961
- 値段 大人 90元、子ども 45元
- 所要時間 70〜80分
- 運行時間 台北市内行き 6:00〜0:40、桃園空港行き 4:40〜23:00(いずれも20〜30分間隔で運行)
- 公式サイト http://www.airbus.com.tw/WebMaster/?section=60
桃園空港→台北駅間のバス停
- 桃園空港第2→第1ターミナル
- 貨運站
- 果林
- 水尾
- 溪洲
- 臺茂購物中心(タイモールショッピングセンター)
- 南崁
- 長榮
- 中山分局(MRT中山站)
- 台泥大樓(馬偕醫院)
- 圓山飯店(グランドホテル)
- 喜來登飯店(シェラトンホテル)
- 台北西站A棟
長榮巴士
- 行き先 松江新村(行天宮)
- 路線番号 5201
- 値段 大人 124元、子ども 62元
- 所要時間 80〜90分
- 運行時間 台北市内行き 6:00〜0:30(15〜20分間隔)、桃園空港行き 5:00〜17:00(20〜30分間隔)
- 公式サイト http://www.evergreen-eitc.com.tw/eitchtdocs/jsp/c_4/c_4_2_1.jsp
桃園空港→台北市内間のバス停
- 桃園空港第2→第1ターミナル
- MRT行天宮站
- 救國團(長榮海運)
- 安華城(ザ・シャーウッド・台北)
- MRT南京復興站(ブラザーホテル)
- 復興南路(ブリーズセンター)
- MRT忠孝復興站(SOGO百貨復興館)
- 台北科技大學(MRT忠孝新生站)
- 松江路長安東路口(エバーグリーンローレルホテル)
- 松江路長春路口(レオフーホテル)
- 松江新村(行天宮)
桃園国際空港から台北市内までのバス一覧表
バス会社 | 路線番号 | 行き先 | 値段 | 所用時間 |
國光客園 | 1819 | 台北駅 | 大人 140元 子ども 70元 |
55分 |
大有巴士 | 1960 | 市政府 バスターミナル |
大人 145元 子ども 70元 |
80〜90分 |
大有巴士 | 1961 | 台北西站A棟 | 大人 90元 子ども 45元 |
70〜80分 |
長榮巴士 | 5201 | 松江新村(行天宮) | 大人 124元 子ども 62元 |
80〜90分 |
最後に
今回は桃園空港から台北市内まで行くバスを紹介してみました。宿泊ホテルの場所に合わせて、使い分けるととても便利です。
実は台湾旅行は今回で5回目なのに、個人手配で行くのは初めてだったんです。そのため桃園空港に着いてからどうやって台北市内まで行ったらいいのかが1番不安でした。
最終的にネットで色々調べてバスが便利そうなこと、ホテルの近くにバス停があるということが分かり、バスを利用することになりました。MRT空港線が完成してくれれば、この不安も過去のものになりそうですが、台湾旅行へ行かれる際の参考になれば幸いです。
こちらも台湾旅行の参考に
◎要注意!!台北市内から桃園国際空港へのバス停が移転します!
▶ 【10月30日から】台北駅から桃園空港へのバス乗り場が西站A棟から移転!!
◎2017年2月2日から桃園空港から台北駅までのMRTがプレ開業!
▶ 【ついに開業!】桃園空港〜台北駅までのMRT空港線について調べてみた
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